キャブレター編

ディフェーサー
ＦＣＲ３３ﾊﾟｲのキャブレターではＦＴＲにはやはり大きすぎたようで、峠のコーナーの
立ち上がりや、上り坂ではやはりレスポンスが悪く暖満な加速になってしまう。
ビックボアになった為高速域では最高のパフォーマンスを示すが、中低速では
流速が遅く暖満な加速になりがちだ・・・・・・・・・

そこで！　ディフェーサーの登場
簡単に言えばロングファンネルみたいな物。
これで、中低速の流速の遅さを補うパーツ。要するに口でストローを吸うような物。
ストローの中の液体は凄い勢いで口の中に入って行くあの原理の応用です。
これで、中低速も早くなる
しかし・・・・どうしても加速ポンプのセッティングが出ない・・・でっ加速ポンプの
ストッパーにタイラップを巻きつけ燃料の出る量を減らす。これでバッチリです。

しかし、ある事件を境にキャブレターへの思いが変わっていく。中低速でもっとパフォーマンスを出すキャブレターが欲しくなった・・・
その事件とは・・・・第２回ツーリング・関西ＦＴＲ主催に行った時・・・・ＦＴＲ２５０にＰＶ３６を付けて鬼走りする人が居た！
エンジンもヴァイダルチューンで凄まじい加速をする。あの弾けるエンジンが欲しくなり、ヴァイダルさんのＨＰで見たんです。
ＦＣＲキャブレターと他の２ストキャブレターの比較を！！　見て・・・・・・思い切ってキャブレターを変えてみよう。

無名のＰＷＫ３０
オークションで激安じゃん！！っで購入・・・・・・しかし、ケイヒンのメーカーで３０ﾊﾟｲの
ＰＷＫキャブレターでないじゃん！！　調べてみると何処ぞの国のキャブレターじゃん！
商品が届き、キャブレターを分解してみる。仕上げが悪い（バリとか結構多い）
サクッとバリを取る。まぁ〜〜安いからいっか！（不安・・）
メインジェットはケイヒンのジェットと同じだラッキー〜〜〜〜♪
早速付けてみる。まず、ノーマルのアクセルワイヤーでは使用出来ない。タケガワ製の
モンゴリ用を使用する。
インシュレターもノーマルの物では使用不可！！流用品を探す。
４ＨＭのインシュレターを加工して取り付けに成功！

どうせ加工して付けるなら少し斜めにしてキャブレターを取り付ける。
理由＞
ノーマルのインシュレターがエンジンに対し斜め上からポートに繋がっていた
どうせするならキャブレターからダイレクトに上斜めからポートに混合気を流し込めるように加工する。

取り付けが終わってエンジンを掛けてみる・・・・・吸気音が凄い！！ＦＣＲの時と全然違う！
まだ、セッティングもしていないのになかなか良い感じでレーシングする。
走り出してみるとアクセルのダイレクト感が違う！！スゲ〜〜〜！！
アクセルワークに気を使う。前のキャブレターの時と反応がまるで違う。レスポンスが・・・・・・・・・反応が凄い・・・・無名なのに・・・

付いていたメインジェットから１５番程落としてみる。エアースクリュウも調整する。
走ってみる・・・・先ほどよりもっとレスポンスが上がる。いい感じだ！
前のＦＣＲではアクセルウィリーが難しかったが、今のキャブレターではサクッと出来る。
コストパフォーマンス高しで！！！ラッキーヾ(＠^(∞)^＠)ノわはは

総評

ＦＣＲキャブレターは本当にセッティングを熟知している方ならば最高のパフォーマンスを示してくれるだろう
しかも、ボルトオン設計で簡単に装着出来るメリットもある。・・・・・・しかし高価だ！！

ＰＷＫキャブレター、なんといっても安い！なんといってもメーカー名知らない！
本当にレスポンスが良い・・・・只、アクセルワークが玄人好み。でも・・・・俺は好きだ♪
専用設計が無いのでサクッと取り付けは無理。しかし、苦労して取り付けた甲斐もありより一層峠が楽しくなります。
安くて最高のキャブレターだと思います。

mienai gazou